20年の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
20年ほど前からアトピー性皮膚炎で色々試したがよくならない為、漢方薬で何とかしたいと来店されました。今までにも漢方薬を試した事があるそうですが、今回、口コミを見て来られたそうです。
病院ではザイザル・スピラゾン・ネリゾナ・プロパデルムを処方されていたそうですが、よくならないそうです。
顔・額に熱感があり乾燥が酷く、また、お腹・胸・背中にも炎症があり痒みも酷い状態です。ジュクつきは無いそうです。アセモもできやすく、気管支炎があります。甘い物が好きで食べてしまう事があるとのことです。
30代男性
中国医学的には『血熱旺盛』の状態と考えられます。その為、体に溜まっている『熱』をとってくれる漢方、消化吸収を改善していく漢方、『血』を改善していく漢方などをお渡ししました。
1か月ほどして体の熱感がかなり良くなり、痒みも減ってきているという報告を受けました。見た目も赤みがほとんどなくなり、体調もいい様です。顔や額の赤みもほとんどなくなってきている状態の様です。K様もとても喜ばれており、「今まで20年間悩んでいたのに、たった1か月でこれほど変わるのならば、もっと早く相談したら良かった」と言って下さいました。
体調が良い為、引き続き飲んで頂いております。
中国医学の考え方は皮膚の病気は体の中から来ている事が多いです。その為、いくらステロイドを塗りたくったとしても臭いものに蓋をするだけで、塗らなくなればすぐに再発します。思考を変えて根本的に治していくならば、体に溜まっている『熱』をとっていく必要があります。
動物性たんぱく質、甘い物、脂っこい物、刺激物、味の濃い物、欧米食などは極力避けていく必要があります。食事を変えない限り、皮膚の炎症は治まらないどころか悪化すると思います。皮膚の疾患は食事、漢方薬、スキンケアで良くなられる方が多くいらっしゃいます。
色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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